1997年、X国による極東J国への武力侵攻が引き金となり、
アジア・ヨーロッパの各地で局地戦が勃発、戦線はみるみる拡大していった。
X国の背後には死の商人組織"ラブー"の存在があるとの情報を入手したアメリカは、
軍事兵器の供給源である"ラブー"を叩く事で、X国を弱体化させ、戦争に終止符を打とうと決断。
ただちに攻撃実行部隊である海軍最強の原子力空母に対して、ラブー壊滅のための作戦行動命令が下った。
アメリカ海軍の威信をかけて、F-14トムキャットが、F/A-18ホーネットが、A-6イントルーダーが、
蒼穹の戦闘空域へと今、出撃する。
1991年、カプコンから登場した横スクロールシューティングゲーム。
同じCPシステムを採用する「エリア88(1989年)」がベースになっており、ゲームシステムやグラフィックなどに共通点が見られる。
2人同時プレイが可能。全10ステージ。
プレイヤーが操作する戦闘機は3機種から選択する。
各戦闘機は機関砲による通常攻撃と、使用制限のある特殊攻撃が装備されている。
自機はエネルギーが設定されており、敵の攻撃や地形への衝突の他、時間に寄って減少する。
赤い敵編隊・一部の地上兵器を全滅させるとエネルギー補充アイテムか、3種類の通常攻撃用パワーアップアイテムが出現する。
- ワイドショット…攻撃力は弱いが有効範囲は広い。
- ラバイトガン…平均的な威力。
- プレシジョンガン…攻撃力は強いが有効範囲は狭い。
3機種は通常攻撃の能力に差異があり、「F-14トムキャット」はワイドショット、「F/A-18ホーネット」はラバイトガン、
「A-6イントルーダー」はプレシジョンガンのパワーアップが、他の機体より上昇する。
敵機を撃墜する毎にスコアと別に報酬が手に入り、ステージ開始直前にショップで特殊ウェポンやサブウェポンを購入する。
同じ武装でも価格に寄って使用制限や威力が異なる。
- ディスペンサー系…自機の上下に攻撃能力のあるポッドが装備される。
- ボム系…地上に爆弾を投下する。
- ミサイル系…誘導ミサイルを発射する。
- フューエルタンク…自機のエネルギー容量が上昇する。
- シールド…自機の周囲を覆い、敵の攻撃を防ぐ。
【CAVシステム 60】
1991年に試作された大型筐体。
60インチ液晶プロジェクターを採用。一台に3種類のゲーム基板を収納可能にしており、
コンパネ上の切り替えボタンで好みのゲームを選択する。
各種ゲームのデモ画面を表示する小型モニターを筐体上部に設置可能。
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